背景・ねらい
インド洋メカジキの資源評価を行いその資源状況を把握し、資源管理の基礎知見を得る。
成果の内容・特徴 インド洋メカジキの資源評価をPell-Tomlinson surplus production model ...
要約 小麦成熟期におけるネズミムギの発生状況を、達観調査基準に基づき評価ランクを決定する。評価ランクごとの減収率の指標を活用することにより、労力のかかるネズミムギの発生量調査や小麦の収穫調査をするこ...
海岸地帯に位置する砂地野菜露地畑では地下水中での脱窒活性が極めて高い
要約 海岸地帯に位置する砂地野菜露地畑では地下水中の単位面積あたりの脱窒活性が極めて高く、地下水面以浅の50~500倍である。脱窒活性は9~10月に最大値を示し、冬期に低下する年変動を示す。 キーワード 脱...
トルコギキョウにおけるネギアザミウマとえそ輪紋病の発生消長およびIYSV感染植物
要約 アイリスイエロースポットウイルス(IYSV)を媒介するネギアザミウマは3月以降に誘殺が確認され、その後増加傾向で推移する。えそ輪紋病は本種の誘殺数増加に伴って多発する。また、これまでに報告のない作...
バイオフォトンを指標とした「植物免疫」安定化候補資材の検索方法
要約 植物が発するバイオフォトンの強度を指標にした迅速・簡便な検索方法は、アブシジン酸(ABA)のシグナリング阻害が検出できるため、植物免疫安定化候補資材の選抜に利用できる。 キーワード バイオフォトン...
要約 ブームスプレーヤ型静電散布機は、パルス電源と環状電極を用いて散布粒子を帯電させる散布機である。ブームスプレーヤの慣行散布と比較して、散布量を3割程度削減してもキャベツの側面、葉裏面への薬液付着...
要約 茶園において、樹冠下まで施肥幅を拡大すると、減肥をしても慣行施肥と同等の収量・品質が得られるのは、施用窒素の吸収利用効率が高まるためである。また、施肥幅を拡大すると、うね間土壌の強酸性が改善...
要約 本装置は茶園の気温を計測し、任意に設定した3段階の有効積算温度に達するとLED点滅で報知する。害虫防除適期の把握、作物生育予測などに利用できる。 キーワード 積算温度、装置、害虫発生予測、作物生...
カテコールを内標準としたHPLCによる緑茶機能性成分の一斉分析方法
要約 カテコールを内標準とする高速液体クロマトグラフィーにより、緑茶に含まれる8種のカテキン、3種のメチルキサンチン、ストリクチニンおよび没食子酸を60分以内に一斉分析できる。 キーワード 内標準法、...
要約 家庭等で飲用する場合「べにふうき」緑茶葉から60%以上のメチル化カテキンを抽出するには、100倍量以上の水で煮沸しながら5分以上煎じる必要がある。一方、食品メーカー等でエキス抽出する場合、温度を90℃...
チャ品種「ふうしゅん」及び「めいりょく」の幼茶樹における少肥適応性
要約 窒素少肥下において「ふうしゅん」及び「めいりょく」は「やぶきた」より幼茶樹の生育が良好で窒素利用率が高く、これらの点からみた両品種の少肥適応性は「やぶきた」より優れている。 キーワード チャ、...
要約 フルオレセイン標識コムギ胚芽レクチンで蛍光染色することにより、チャ葉組織中の糸状菌を顕微鏡観察できる。本染色法はチャの主要な病原糸状菌である炭疽病菌、輪斑病菌、褐色円星病菌、もち病菌、網もち...
ガレート型カテキン/四級アンモニウムイオン複合体を安定化する「挟み効果」
要約 ガレート型カテキンは非ガレート型カテキンよりも四級アンモニウムイオンに対する高い結合能力を有する。その結合部位はB環とガロイル基によって形成される空間であり、これら二つの芳香環による「挟み効...
日本品種と中国およびベトナム産チャにおける葉緑体DNA塩基配列の差異
要約 主要な日本チャ品種の葉緑体rbcL-accD領域の塩基配列は、「からべに」を除き2種類のタイプに分類される。一方で、中国およびベトナム産栽培チャでは多数のタイプが存在するため、この領域は日本品種と中...
チャのメチル化カテキン生合成酵素CsOMTのcDNA単離と特性
要約 「べにふうき」生葉から単離したcDNAから推定されるメチル化カテキン生合成酵素CsOMT(Camellia sinensis O-methyltransferase)は27.6KDaの分子量を持ち、EGCGに反応して3種のメチル化カテキンを生成する...
「べにふうき」茶エキス含有クリームのアトピー性皮膚炎に対する臨床効果
要約 アトピー性皮膚炎患者に体の正中線で左右に対称に分け「べにふうき」茶エキス含有クリーム及び基剤クリームを8週間塗布すると、「べにふうき」茶エキス含有クリーム塗布部のステロイドホルモン外用剤使用...
要約 家畜福祉を考慮したケージでは、破卵率は0.16~0.31%であり、止り木側のケージ位置で破卵率が高くなる。また、単飼ケージ収容鶏に比較して飼料消費量は増加するが、収容羽数8~10羽でほぼ同等の産卵成績が...
要約 ブタ第4染色体に検出された筋肉内脂肪含量QTLにおいて、金華豚型アリルはデュロック型アリルと比較し、筋肉内脂肪含量を増加させる効果がある。 キーワード ブタ、DNAマーカー、QTL、筋肉内脂肪 背景・ねら...
デュロック種に導入された金華豚シェアバリューQTL領域の効果
要約 マーカーアシスト導入法によりデュロック種へ導入した金華豚のシェアバリュー(肉の柔らかさ)QTLは、110kgでのと殺においても、肉を柔らかくする効果があり、と殺1週間後でも有意に肉を柔らかくする。 キー...
DNAマーカー型一覧表解析のためのソフトウエアMarkerToolKit
要約 DNAマーカーを多数の品種に適用して得られたDNAマーカー型一覧表に関する9種類の統計計算や書式変換を簡単な操作で実行するソフトウエアである。2倍体の生物に共優性マーカーを適用した結果であれば、生...