タイトル | ヒメハナカメムシ3種の配偶システムの違い |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 |
研究課題名 | |
研究期間 | 2011~2018 |
研究担当者 |
新川徹 谷合幹代子 前田太郎 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 生物農薬として有効な3種ヒメハナカメムシのメスの配偶システムは種によって異なり、タイリクヒメハナカメムシとコヒメハナカメムシは受精すると交尾を拒否する一回交尾であるのに対し、ナミヒメハナカメムシは受精後も複数回の交尾を行う。 |
キーワード | 配偶システム、多回交尾、一回交尾、種間比較 |
背景・ねらい | ナミヒメハナカメムシ、タイリクヒメハナカメムシ、コヒメハナカメムシの3種は、アザミウマなどの難防除微小害虫を捕食することから、害虫防除に有望な土着天敵として効率的な利用法が検討されている昆虫である。これら日本土着種では多回交尾をするとの報告があるものの、海外の近縁種では一回交尾であることが確認されている。ヒメハナカメムシ類は生物農薬として大量増殖が行われており、配偶システムの解明は効率的な増殖技術の開発に寄与すると考えられる。そこで本研究は、ヒメハナカメムシ3種の配偶システムを明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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カテゴリ | カメムシ 害虫 土着天敵 農薬 微小害虫 防除 |