タイトル | ナタデココ生産における酢酸菌のコロニー形態と生産能には明らかな相関性がある |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 |
研究課題名 | |
研究期間 | 2016~2017 |
研究担当者 |
稲岡隆史 木村啓太郎 中村敏英 冨田理 |
発行年度 | 2018 |
要約 | ナタデココ生産における酢酸菌のCE寒天培地上のコロニー形態と生産能の間には相関性がある。また、CE液体培地では高生産株は培地表面上に菌膜を形成するのに対して、低生産株は培地底部に沈降する。これらの特徴により、ナタデココの高生産株を容易に選抜することができる。 |
キーワード | ナタデココ、微生物セルロース、酢酸菌、コロニー形態、菌膜形成 |
背景・ねらい | フィリピン発祥の伝統発酵食品である「ナタデココ」は、セルロース生産能を有する酢酸菌(Gluconacetobacter xylinus)がココナッツミルクの表面上に形成する微生物セルロースであり、低カロリーの食物繊維としてダイエット食や特定保健用食品に利用されている。しかしながら、菌膜形成不良などが原因となり不均一なナタデココが生成されるなど、生産歩留まりの低下が度々発生するため、ナタデココの安定的生産が重要な課題となっている。そこで本研究は、ナタデココの生産菌の特徴とセルロース生産能の関係を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010029811 |
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