タイトル | 口蹄疫ウイルス感染豚におけるウイルスの局在部位 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 |
研究課題名 | |
研究期間 | 2013~2017 |
研究担当者 |
山田学 深井克彦 森岡一樹 西達也 山添麗子 北野理恵 嶋田伸明 吉田和生 菅野徹 坂本研一 山川睦 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 口蹄疫ウイルスO/JPN/2010株は豚の舌の表側の有棘細胞に感染して水疱病変や潰瘍病変を形成するが、裏側には感染せず、病変を形成しない。診断材料にはウイルスが多量に局在している水疱上皮が適している。 |
キーワード | 口蹄疫、口蹄疫ウイルス、豚、病理組織学、免疫組織化学 |
背景・ねらい | 口蹄疫との類似の症状を示す感染症は複数あり、確定診断を行う上で鑑別診断を行う必要があるが、口蹄疫の初期病変を裏付ける病理組織学的特徴についての報告は少なく、鑑別のために必要な科学的根拠が乏しい。本研究は2010年の宮崎県での口蹄疫発生の際に分離されたウイルスO/JPN/2010株を用い、豚における感染初期の病態を解析し、口蹄疫ウイルスがどこに感染してどのような病変を形成するか、ウイルスが多量に含まれる部位はどこかを明らかにして、口蹄疫診断のための有用な知見を得ることを目的としている。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010029753 |
カテゴリ | 豚 |
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