タイトル | 寒地での直播栽培に適する良食味水稲新品種「さんさんまる」 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究課題名 | |
研究期間 | 2008~2018 |
研究担当者 |
梶亮太 保田浩 池ヶ谷智仁 芦田かなえ 松葉修一 清水博之 横上晴郁 梅本貴之 黒木慎 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 「さんさんまる」は、北海道での出穂期が"かなり早"に属するやや低アミロースの良食味水稲品種である。短稈で耐倒伏性に優れ、直播栽培において多収性を示すため寒地における直播栽培に適している。 |
キーワード | イネ、直播栽培、低アミロース、良食味 |
背景・ねらい | 農業の担い手の減少、農地の集約化が進む中で、北海道においても省力・低コスト栽培である水稲直播栽培の面積が拡大している。現在、北海道では直播用品種として「ほしまる」、「大地の星」が普及しているが、「大地の星」は食味・品質が劣るため飼料用米、加工用米として作付けされており、主食用米の直播用品種は「ほしまる」のみである。しかし、「ほしまる」の食味は現在の北海道の主力品種よりもやや劣るため、実需者・生産者からは直播栽培可能な良食味品種が求められている。 そこで、直播栽培に適し、かつ「おぼろづき」、「ゆめぴりか」と同じ低アミロース遺伝子をもつ良食味品種の育成を行い、北海道での直播栽培の普及・拡大を図る。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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カテゴリ | いもち病 加工 カメムシ 寒地 乾田直播 飼料用米 新品種 直播栽培 水稲 多収性 抵抗性 抵抗性遺伝子 低コスト栽培 品種 防除 良食味 |