すぐに使えてわかりやすい「農研機構の鳥害対策」パンフレットおよび動画

タイトル すぐに使えてわかりやすい「農研機構の鳥害対策」パンフレットおよび動画
担当機関 (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業研究センター
研究課題名
研究期間 2007~2017
研究担当者 吉田保志子
山口恭弘
百瀬浩
佐伯緑
発行年度 2017
要約 鳥害対策に苦慮している地域や農家に新たな対策技術の普及を促進するために、「畑作テグス君」と「らくらく設置3.5」を加えて、対応できる圃場や作物の範囲を拡げ、わかりやすい適用表を掲載した増補改訂版を発行し、設置方法の動画を公開する。
キーワード 鳥害対策、防鳥網の簡易設置技術、らくらく設置3.5、くぐれんテグス君、畑作テグス君
背景・ねらい これまでに中央農研で開発した鳥害対策の成果として、果樹園のカラス対策「くぐれんテグス君」と「防鳥網の簡易設置技術」があり、カラー8頁のパンフレット「農研機構の鳥害対策」を作成し、全国に3万5千部配布している。2015年度に、これら2技術の発展型として畑のカラス対策「畑作テグス君」と、対応樹高を3.5mまで拡張した防鳥網の設置技術「らくらく設置3.5」を開発し、設置マニュアルをオンライン公開したが、ホームページだけでは参照できない農家もあるため、発展型の2技術を加えた4技術を体系的に紹介することで、対応できる圃場や作物の範囲を拡げたカラー12頁の「農研機構の鳥害対策-増補改訂版」を発行し、関係部局に配布し有効な鳥害対策技術の現場への普及を加速する。
成果の内容・特徴
  1. 「農研機構の鳥害対策-増補改訂版」は、中央農研で開発した鳥害対策4技術の設置方法をわかりやすく紹介し、詳しい設置マニュアルを必要とする者を、二次元バーコードまたはURL、およびキーワード検索により、ホームページに誘導するカラー12頁のパンフレットである(図1)。
  2. 新たに加わる2技術により、対応できる圃場や作物の範囲が拡がり(表1)、表紙には加害鳥種と対象作物を視覚的に明示した適用表を配することで(図1)、利用者が自分の圃場で使える技術を選択しやすくして、より普及が進むよう工夫されている。
  3. 設置手順の動画マニュアル(図2)も同時に作成し、パンフレットから中央農研の公開動画サイトに誘導することで、設置方法が誰でも容易に確認できる。
  4. 「くぐれんテグス君」の発展型の「畑作テグス君」は、作付ごとに圃場を変える畑作物のために、側面の防鳥網をなくしてテグスのみで設置できるようにし、必要なときに短時間で設置し、回収して再利用できるカラス侵入抑制技術である。
  5. 「防鳥網の簡易設置技術」の発展型の「らくらく設置3.5」は、対応できる樹高を3.5mまで拡張してカンキツ樹の多くが設置対象となるように改良し、カンキツのヒヨドリ被害の多発地において利用価値が高い(図3)。
成果の活用面・留意点
  1. 普及対象:鳥害対策を必要とする果樹農家および野菜農家、地方自治体やJAの鳥獣被害対策担当者等
  2. 普及予定地域・普及予定面積・普及台数等:47都道府県の鳥獣被害対策担当部署に250部ずつ配付、農研機構ホームページにパンフレットのPDFを公開、研修・講演において資料として配付。
  3. その他:自治体等の担当者に活用してもらうため、ホームページではパンフレットおよび設置マニュアルとともに、指導活動用のスライドや配付用資料も公開している。
    http://www.naro.affrc.go.jp/org/narc/chougai/
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010029145
カテゴリ カラー 鳥害 鳥獣害 その他のかんきつ

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