タイトル | 機械収穫適性に優れるエリアンサスの栄養繁殖品種「JEC1」の育成 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究課題名 | |
研究期間 | 2009~2015 |
研究担当者 |
我有満 寺島義文 上床修弘 田中正美 杉本明 齋藤彰 高井智之 山下浩 桂真昭 波多野哲也 木村貴志 松岡誠 荒川明 加藤直樹 |
発行年度 | 2015 |
要約 | エリアンサスの栄養繁殖品種「JEC1」は、種子繁殖性の既存品種「JES1」と同等の収量性を示し、「JES1」より品種内の均一性が高い。そのため、「JEC1」の機械収穫効率は「JES1」より高く、バイオマス原料の効率的な生産が可能である。 |
キーワード | バイオマス資源作物、エリアンサス、栄養繁殖品種、均一性、機械収穫 |
背景・ねらい | 二酸化炭素排出量の削減や地域活性化に向けて、草本系資源作物に由来するバイオマスの利活用が重要な役割を果たすと考えられる。エリアンサス(Erianthus arundinaceus、和名:ヨシススキ)は多年生のイネ科植物であり、我が国の暖地および温暖地において生産力が高いため、将来的なバイオマス事業における原料として期待できる。一方で、エリアンサスによる原料生産の実用化には、低コスト生産を可能にするエリアンサスの品種開発が必要となる。これらの背景からわが国初の品種として「JES1」が育成されたが、品種内個体間のばらつきは比較的大きく、機械収穫の場面で個体間のばらつきが作業効率を低下させる要因となる。そこで、品種内個体間のばらつきを抑え、機械収穫効率を改良することを目標に、栄養繁殖で増殖を行う品種を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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カテゴリ | 雑草 収穫機 低コスト 繁殖性改善 品種 品種開発 |