「べにふうき」緑茶を利用した新たな機能性表示食品

タイトル 「べにふうき」緑茶を利用した新たな機能性表示食品
担当機関 (国)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
研究課題名
研究期間 2011~2015
研究担当者 山本(前田)万里
根角厚司
物部真奈美
堀江秀樹
東洋昭
篠田有希
岡田賢次
発行年度 2015
要約 1日当たり34mgのメチル化カテキンを含む機能性表示食品「べにふうき」緑茶の継続摂取によりハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快感が軽減される。
キーワード 「べにふうき」緑茶、メチル化カテキン、目や鼻の不快感軽減、システマティックレビュー
背景・ねらい アレルギー疾患を持つ国民が3割を越え、生活の質の低下が問題となっている中、不快感の軽減を目的に、「べにふうき」緑茶のアレルギー性鼻炎症状軽減作用、作用メカニズム、機能性成分であるメチル化カテキンの茶葉特性をこれまでに明らかにし、産学官連携により食品・ヘルスケア商品の開発を企業と行ってきた。しかし、これまでは機能性を表示することが困難であった。2015年4月から新たな機能性表示制度が施行されたことから、この制度に則り「べにふうき」緑茶の機能性を表示することを計画し,科学的根拠の取得や最適抽出法確立を行う。
成果の内容・特徴
  1. 「べにふうき」緑茶ティーバッグ(3g)を入れたカップに熱湯を注ぎ、2分間以上上下に振って抽出した茶を3回飲用すれば、メチル化カテキン34mg(1日摂取目安量)を摂取できる(図1)。めめはな茶(容器詰め飲料)は2本の飲用で、メチル化カテキン34mgを摂取できる。
  2. 目および鼻の不快感の軽減(図2)に関する研究成果やマスト細胞におけるヒスタミン遊離抑制作用のメカニズムに関する研究成果を科学的根拠とする農水省公開のシステマティックレビューを活用する。
  3. 機能性表示「べにふうき」緑茶ティーバッグ、めめはな茶をJAかごしま茶業、アサヒ飲料と共同で開発して消費者庁に届出を行い、受理後の2015年9月及び11月からそれぞれ発売を開始した(図3)。届け出た機能性表示は以下の通りである。「べにふうき」緑茶ティーバッグ:本品には、メチル化カテキンが含まれます。メチル化カテキンは、ハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快感を軽減することが報告されています。めめはな茶:本品には、メチル化カテキンが含まれるので、ほこりやハウスダストによる目や鼻の不快感を緩和します。
成果の活用面・留意点
  1. 普及対象:一般消費者(小売店)
  2. 普及予定地域・普及予定面積・普及台数等:普及見込み(ティーバッグ)約3万袋(2015年度))、全国
  3. その他:
    「べにふうき」緑茶のスギ花粉症状軽減効果とショウガエキス添加の増強効果に関する成果情報:https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2005/vegetea05-04.html
    べにふうき」緑茶からのメチル化カテキンの効率的な抽出方法に関する成果情報:https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2007/vegetea07-12.html
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010028191
カテゴリ 機能性 機能性成分 しょうが

この記事は