ミャンマーの主要作物の生産・貿易情報

タイトル ミャンマーの主要作物の生産・貿易情報
担当機関 (独)国際農林水産業研究センター
研究課題名
研究期間 2011~2015
研究担当者 草野栄一
小山 修
発行年度 2014
要約 地図及びグラフにより、ミャンマーの主要作物の生産及び貿易関係統計データを示す。作付面積や単収、貿易量・額などの基礎データと共に、これらを基に推計した土地利用率や単収変化の生産量変化への寄与率、自給率、輸出率などを網羅的に示す。
キーワード ミャンマー、作物生産、地図
背景・ねらい 2011年の民政移管後世界的に注目されるミャンマーの農業分野は、肥料や農機などの投入が限られていることもあり、大きな潜在力があると期待されている。ミャンマー農業においては、マメ類やヒマワリなどの油糧作物が重要な位置を占めているが、これらの空間的・時間的特徴を包括的にとりまとめた資料はなく、これらの生産がどのような地域で、どのように推移してきたかを把握するのは容易ではない。そこで、これまでに公表された農業生産・貿易関係統計データを収集し、地図とグラフを用いて整理し、空間的・時間的特徴を容易に把握できるようにする。
成果の内容・特徴
  1. 主要作物であるイネ等に加えて、ゴマやヒマワリ、ラッカセイなどの油糧作物や、リョクトウやブラックマッペ、キマメなどの食用マメ類といった、ミャンマー農業において重要と考えられる作物のデータが網羅的に示される(表1)。
  2. 行政地図上に、作付面積、単収、生産量等の生産関連データの入手できる最新のものが示される(図1)。これらの基礎データから推計した、2000年から最新年までの年平均変化率や、土地利用率(農地面積に占める栽培面積)、単収変化の生産量変化への寄与率、1人当たりの生産量(食料換算量)の作物別・地域別の推計値が示される。人口データは、2014年に公表された人口センサス結果を基に推計される。
  3. グラフには、1990年以降、データが入手できる最新の期間までの、全国の作付面積、単収、生産量、国内供給・貿易関連の推移のデータが示される(図2)。生産関連データについては、行政地域別の動向も示す。また、GDPデフレータや消費者物価指数により実質化した市場価格、生産者価格、貿易価格が併記される。
  4. 国内供給・貿易関連のグラフには、作物ごとの自給率や輸出率の推計値に加え、貿易額・価格の並行市場為替レート換算値(公式統計の貿易関連価額データは、公定為替レート換算値)が示される。また、貿易価格と国内市場価格を併記し、同一作物の国内外での価格差を示す。
  5. 言語は英語を主とし、コンテンツ名や解説等には日本語も併記される。
成果の活用面・留意点
  1. 成果は印刷物として公表されるとともに、JIRCASのWebページ上からアクセスできる。公式統計資料が出版されると考えられる2016年以降、アップデートを検討する。
  2. 行政・研究者・企業が、視覚的に、ミャンマー農業の空間的・時間的特徴を把握するために活用できる。また、生産関連データのグラフには、実質化された市場価格、生産者価格、貿易価格が併記されており、価格と農業生産の関係を分析するための基礎資料として活用できる。
  3. コメの公式生産量統計が過剰に見積もられている可能性が指摘されるなど、公式統計データの信頼性には疑問が持たれている部分があるので、解釈には注意を要する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010027733
カテゴリ ごま ひまわり 輸出 らっかせい

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