アカモクの増養殖技術開発

タイトル アカモクの増養殖技術開発
担当機関 石川県水産総合センター
研究課題名
研究期間 2006~2010
研究担当者 仙北屋 圭
沢矢 隆之
発行年度 2011
要約 アカモクをはじめとする海藻類は機能性成分を含み、健康食品として注目されている。しかし成分の抽出には大量の原料が必要であり、安定供給する技術の開発が求められている。このためアカモクの増養殖技術の開発を行い、安定的に種苗を生産する技術および海中で大型化させる技術の開発に成功した。
背景・ねらい アカモクをはじめとする海藻類は機能性成分を含み、健康食品として注目されている。しかし成分の抽出には大量の原料が必要であり、安定供給する技術の開発が求められている。このためアカモクの増養殖技術の開発を行い、安定的にアカモクを供給する。
成果の内容・特徴
陸上飼育
  • 採卵は、2~3月の早期に成熟する株が適当。
  • 受精卵の付着基質はナイロン製、付着直後の条件は海水掛け流し、日光は遮蔽とする。
  • 4~10月は発芽した種糸枠を水槽に入れず、海水をシャワー状にかけることで、種苗を大型化することに成功した。シャワー式の藻体長は12cmと水槽内に比べおよそ3倍以上に生長した。
海中飼育
  • 水面下2mに設置することで光条件をよくし、海底付近の砂の巻き上げによる物理的傷害を防ぐ。
  • シャワー式で培養した種苗は、幹縄1mあたり7本が1m以上に生長し(対照区は1mあたり1本)、全体の3分の1が4m以上に生長することができた。
以上のことから、シャワーのような簡単な流水条件で飼育することによりアカモクの種苗は大型化し、なおかつ海中に設置しても流失することなく大きく生長するため、海況変動に左右されない確実な収穫が見込める。
成果の活用面・留意点 省力的な種苗生産と、確実に収穫が期待できる技術として養殖の普及が期待できる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010026176
カテゴリ 機能性成分 光条件

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