スダチにおける収穫前のジベレリン処理による低温貯蔵中の果皮緑色保持技術

タイトル スダチにおける収穫前のジベレリン処理による低温貯蔵中の果皮緑色保持技術
担当機関 徳島農総セ
研究課題名
研究期間 2006~2008
研究担当者
発行年度 2008
要約
スダチにおいて、収穫前7~30日前のジベレリン10~50ppm処理は低温貯蔵中の果皮の緑色保持効果を高める。
キーワード スダチ、ジベレリン(GA)、貯蔵、果皮緑色保持
背景・ねらい
スダチは、施設・露地・貯蔵を組み合わせた完全周年供給体制を確立しているが、12~3月に出荷される長期貯蔵型で、果皮の黄変や貯蔵障害の発生など果実品質の低下が著しい年があり、経営を不安定にしている。そこで、スダチ果実の低温貯蔵中の果皮緑色保持の向上を図るため、ジベレリン(GA)を利用した技術を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 収穫7~30日前のGA10~50ppm処理は貯蔵3ヶ月後(12月6日)及び貯蔵5ヶ月後(2月5日)のスダチ果皮の緑色保持効果を高め、商品果率を高める。特に、GA50ppm処理で著しい果皮の緑色保持効果が認められる(表1)。
  2. 収穫前のジベレリン処理により果皮が厚くなることがある。また、糖度計示度及びクエン酸含量が低くなることがある(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. スダチ果皮の緑色維持を目的として、収穫前14~30日前のGA10~25ppm処理が現在登録申請されている。
  2. 収穫前のジベレリン処理による枝、葉及び果実への薬害は認められない。また、翌年の着花数には影響を与えない。
  3. 立木全面に十分量(10a当たり300L)を処理すると、12,300円(GA10ppm処理)~61,500円(GA50ppm処理)の経費負担となる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010025800
カテゴリ 経営管理 出荷調整 すだち 長期保存・貯蔵

この記事は