タイトル | 堆肥から分離した新種の高温耐性硝化細菌 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究課題名 | |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
嶋谷智佳子 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 堆肥から分離したバチルス属細菌(T3株)は、高温耐性を持つ新種の硝化細菌である。この分離株を用いると、高温下の堆肥化過程で悪臭の原因であるアンモニアの揮散低減が期待できる。 |
キーワード | 堆肥、高温耐性、硝化細菌、アンモニア、バチルス属 |
背景・ねらい | 家畜ふん尿の堆肥化過程において発生するアンモニアは悪臭の原因となっている。堆肥化過程では高温(50~70度)の状態が続くため、アンモニアの低減には高温耐性の硝化細菌の利用が有効であるが、その菌の堆肥からの分離および利用に関する研究報告はない。堆肥中の硝化細菌の生育に適した新規培地(Shimaya & Hashimoto (2008) Soil Sci. Plant Nutr. 54, 529- 533.)を用いて、堆肥から高温耐性の硝化細菌を分離し、その生理生化学性状を明らかにする。さらに、その分離株を堆肥材料へ添加し、アンモニア揮散低減効果を解析する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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カテゴリ | くり 高温耐性 |
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