タイトル |
カーネーション短期栽培の定植時期と施設別開花時期 |
担当機関 |
宮城県園芸試験場 |
研究課題名 |
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研究期間 |
1990~1991 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1991 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- 最低10度Cに管理した施設での1回摘心の短期栽培において、開花盛期までの
所用日数は、生育期が高温期に向かう場合は短くなり、低温期に向かう場合は長くなる 規則的な変化がある。切花期間も定植時期により規則的に変化する (表1)。
- シム系の「ノラ」、地中海系の「タンガ」は開花の早晩がほほ等しいが、
7~9月定植ではタンガの開花が早い。
 - 無加温施設でも開花の推移について同様の傾向がある。低温により障害を受けるため
7~9月定植、12~5月切りの作型は難しい(表2)。
- 技術・情報の適用効果
定植時期、施設別に開花時期、圃場占有期間が予測でき、需要に合わせた栽培、施設の有効利用が可能になる。
- 適用の範囲
東北南部太平洋沿岸地帯
- 普及指導上の留意点
- 育苗は挿し芽20~25日後に仮植し、仮植15日後に摘心して、摘心15日後に定植する。
- 無加温施設は冬期間二重カーテンを付設し、保温に努める。
- 最高気温は25度Cを目安に管理し、夏期高温期はできるだけ通風を図って高温を
回避する。
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URL |
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010024199 |
カテゴリ |
育苗
カーネーション
栽培技術
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