タイトル |
春まきダイコン、ニンジンの不織布トンネル栽培法 |
担当機関 |
青森県農業試験場 |
研究課題名 |
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研究期間 |
1989~1991 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1991 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- トンネルに使用する不織布は、耐久性の優れた割繊維不織布(タフベル)を用いる。
また、生育初期には長繊維不織布のべたがけを併用する(表1、表2)。
- ダイコンは、ヒゲ根防止のため透明ポリマルチを行なう。播種は、3月20日頃(平均
気温5度C前後)から可能である。また、播種後30日程度で不織布トンネルを 除去すると、根部の肥大が良く、収穫が早まる(表1、表2)。
- ニンジンは、欠株の発生を軽減するため、無マルチとする。播種は、3月上旬(平均
気温3度C前後)から可能である。不織布トンネルは5月中旬(平均気温15度C 前後)に除去すると、根部の肥大が良く、収穫は7月上旬と早まる(表3、表4、表5)。
- 技術・情報の適用効果
早春まきダイコン、ニンジンの生産安定と、作業の省力化により労働力の軽減が 図られる。
- 適用の範囲
北東北全域
- 普及指導上の留意点
- 換気作業は必要なく、その他の栽培管理は、慣行トンネル栽培に準ずる。
- 青森県屏風山砂丘畑での成果であるので、他の地域では気象、環境条件等を
考慮する。
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URL |
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010024172 |
カテゴリ |
栽培技術
省力化
だいこん
にんじん
播種
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