タイトル |
モモの中密植栽培のための主幹形仕立て法 |
担当機関 |
福島県果樹試験場 |
研究課題名 |
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研究期間 |
1984~1990 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1991 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- 赤葉系台木(筑波4号実生)を使用した、あかつき1年生苗を昭和58年12月植付け
た。植栽距離は5.0x3.0m(10a当り67本植え)とした。樹形は主幹形としたが直立させた ものと斜立させた2樹形とし、両樹形の生育量、生産量等を比較検討した。
- 幹周増加量、せん定枝量などの樹の生育量は斜立主幹形でやや大きかった。
収量は生育量の大きい斜立主幹形で逆に少なかった。これは斜立主幹形では 背面となる側で、側枝が強勢となり、せん定時に間引かれるため、樹全体の側枝数 が少なくなったためである。平均果重、着色程度は斜立主幹形で優った(表1、表2)。
- 作業面では斜立主幹形の方が脚立の移動が少なくやや省力的と考えられた。
- 技術・情報の適用効果
若木時代の整枝が容易である。 早期他収が見込める。
- 適用の範囲
東北南部
- 普及指導上の留意点
直立主幹形では葉摘みなど着色管理を徹底する。 斜立主幹形では誘引など加えて側枝数を十分確保する。
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URL |
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010024162 |
カテゴリ |
台木
もも
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