タイトル |
つるありサヤインゲンの移植による早出し栽培法 |
担当機関 |
青森県畑作園芸試験場 |
研究課題名 |
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研究期間 |
1988~1989 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1989 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- 露地における播種期は5月下旬から6月であるが、ハウス育苗により4月下旬播種・
5月中旬定植とすると収穫始が7月下旬となり、収穫期間が大幅に延長でき増収する。
- 品種は丸莢のケンタッキーワンダーとし、12cmポリポットに直播し、約20日間
育苗する。
- 地温上昇と雑草対策のために黒ポリマルチをし、キュウリに準じたネット支柱栽培
を行なう。
- うね幅300cm、マルチうね面120cmとし、通路部分は稲わらマルチをする。株間30cmで
2条植える。a当たり堆肥200kgと土壌に応じた改良資材を投入し、施肥量(kg/a)は 基肥N:P2O5:K2O=1.5:1.5:1.5、 追肥N:K2O=0.5:0.5とする。
表1. は種後60日の生育状況 表2. 時期別収量 - 技術・情報の適用効果
サヤインゲンは青森県ですすめている中央市場向けフライト野菜の重点品目であるが、 従来の5月中、下旬直播栽培より10日以上の出荷期前進が図られ、約60%もの増収効果 が期待される。
- 適用の範囲
青森県下全域
- 普及指導上の留意点
なし
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URL |
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010023806 |
カテゴリ |
育苗
きゅうり
栽培技術
さやいんげん
雑草
出荷調整
直播栽培
施肥
播種
品種
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