強遮光育苗によるデルフィニウムの秋出し栽培技術

タイトル 強遮光育苗によるデルフィニウムの秋出し栽培技術
担当機関 青森農林総研フラワーセ
研究課題名
研究期間 2006~2007
研究担当者 佐々木直子
佐々木和也
船木一人
発行年度 2007
要約 エラータム系デルフィニウムを遮光率90%以上の強遮光条件で育苗した場合、定植までの早期抽苔を防止し、秋出し栽培に利用できる。
キーワード デルフィニウム、育苗、遮光、早期抽苔、秋出し栽培
背景・ねらい エラータム系デルフィニウムの秋出し栽培では、育苗時に早期抽苔を生じ、早期開花と品質低下を引き起こす。この防止策として、夜間冷房育苗やセルトレイを利用した長期育苗が開発されているが、これらはそれぞれ施設整備費が高く、育苗期間が長い問題がある。 そこで、秋出し栽培の新たな育苗技術を開発するため、異なる遮光条件での育苗方法について検討する。
成果の内容・特徴
  1. エラータム系デルフィニウムを4月下旬に播種し、本葉1枚となる6月上旬に7.5cm鉢に移植し、遮光率が高い条件で100 日程度育苗することにより、育苗時の早期抽苔を防止できる。定植時の早期抽苔率は遮光率90%以上の強遮光条件で20 %以下に低下する(表1、図1)。
  2. 本法により得られた未抽苔の苗を8月上旬に定植することにより、10 月以降の切り花生産が可能になる(表2)。
  3. 夜間冷房育苗に比べて経費が少なく、セルトレイを利用した長期育苗に比べて育苗期間が短い利点がある。
成果の活用面・留意点
  1. 本内容は、エラータム系品種「ブルーバード」、「オーロラブルーインプ」を供試した場合の結果である。
  2. 遮光率は使用する資材等により変わるため予め測定する。
  3. 定植期が高温であるため、遮光等により活着を促す。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010023196
カテゴリ 育苗 栽培技術 デルフィニウム 播種 光条件 品種

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