茶刈機を利用した1-デオキシノジリマイシン高含有桑葉の収穫法

タイトル 茶刈機を利用した1-デオキシノジリマイシン高含有桑葉の収穫法
担当機関 福島農総セ
研究課題名
研究期間 2004~2006
研究担当者 土井則夫
発行年度 2006
要約 桑に含まれる血糖値上昇抑制成分1-デオキシノジリマイシン(DNJ)は、枝条の上位葉で含有量が多いため、茶刈機を使用することにより、効率的にDNJ高含有桑葉を収穫することができる。
キーワード 桑、DNJ、収穫、茶刈機
背景・ねらい 桑葉は1-デオキシノジリマイシン(DNJ)と呼ばれる機能性成分を特徴的に有する。DNJは糖の吸収をおだやかにし、食後の血糖値の急峻な上昇を抑制することで、糖尿病の予防効果が期待されている。DNJを活かした桑葉食品産業を構築するためには、DNJ高含有桑葉の大量・安定供給体制の構築が望まれる。このため、茶刈機を利用したDNJ高含有桑葉の効率的な収穫法を確立する。
成果の内容・特徴
  1. DNJは桑枝条の上位葉に多く含まれるため、茶刈機を導入してDNJ高含有桑葉の収穫ができる(写真1)。
  2. DNJ高含有桑葉を効率的に収穫するため、最長枝条が60cmの時点を目安に、基部10cm程を残し、それより上位の枝条を収穫するが、茶刈機を使用すれば年に2~3回の収穫が可能である(表1)。収葉量は、1回の刈り取りで300~400kg/10a程度である(表2)。
  3. 収穫に要する時間は茶刈機を使用すると、10a当たり50~80分程度で、従来の人力に比較して3分の1以上短縮される(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 茶刈機による収穫をスムースに進め、また樹勢維持のため、春発芽前に古条を50cmの長さにそろえて伐採しておく。
  2. 収穫回数に影響するクワシントメタマバエによる芯止まり症状が発生するおそれのある地域では除草、冬期間の耕耘等を実施し、被害の回避を図る。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010023077
カテゴリ 機能性成分 除草

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