クサギカメムシのオウトウ「佐藤錦」に対する加害時期の特定

タイトル クサギカメムシのオウトウ「佐藤錦」に対する加害時期の特定
担当機関 山形農総研セ(農業生産技術試験場)
研究課題名
研究期間 2002~2004
研究担当者 鄕部真典
発行年度 2005
要約 クサギカメムシによるオウトウ「佐藤錦」の果実被害は、満開3週間後までの加害では落果、4週間後では落果する果実と落果せずに被害部がくぼんだ状態で肥大する果実が混在する。満開5週間から6週間後までは落果せずにくぼみ果となり、満開7週間後以降では加害部は点状にくぼむ。
キーワード クサギカメムシ、オウトウ、「佐藤錦」、加害時期、被害形状
背景・ねらい 発生予察が困難であるカメムシ類について、クサギカメムシによるオウトウ「佐藤錦」果実の加害時期別の被害特徴を明らかにし防除対策に資する。
成果の内容・特徴
  1. クサギカメムシによるオウトウの被害は、満開3週間後までの加害では落果、4週間後では落果する果実と落果せずに被害部がくぼんだ状態となる果実が混在し、5週間から6週間後までは落果せずにくぼみ果となり、満開7週間後以降では加害部が点状にくぼむ(図1)。
  2. 満開4週間後までの加害直後の状況は、褐色点状のくぼみや暗緑色不整形のくぼみとして確認できる(図2左上)。
  3. 満開3週間後までの加害では、被害果は徐々に光沢を失いミイラ状になり100%落果する(図2右上)。満開4週間後の加害では、奇形となり、肥大せず落果するものと被害部がくぼむものの収穫まで落果しないものがある(図2左下)
  4. 満開5週間から6週間後までの被害果は加害部分が不整形にくぼむものの落果収穫まで落果しない(図2左下)。
  5. 満開7週間後以降の被害果は加害部分が点状にくぼむ(図2右下)。
成果の活用面・留意点
  1. 例年カメムシの発生する園地では、この資料を参考にほ場への飛来時期を把握し、翌年以降の防除対策に活用する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010022895
カテゴリ おうとう カメムシ 防除

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