卵黄重が極めて大きい鶏種の造成

タイトル 卵黄重が極めて大きい鶏種の造成
担当機関 青森農林総研畜試
研究課題名
研究期間 1994~2004
研究担当者 西藤克己
発行年度 2004
要約 卵黄重に対する7世代の選抜によって、卵重64.1g、卵黄重19.2g、卵黄重に対する卵重比(卵黄割合)29.9%の白色レグホーン種を造成した。造成鶏種は市販採卵銘柄に比べ、卵重は同等であるが、卵黄重は約2g重く、卵黄割合は約3%高い卵黄重が極めて大きい鶏種である。
キーワード 卵用鶏、卵重、卵黄重、卵黄卵重比、指数選抜
背景・ねらい 近年における卵用鶏の卵重の改良は著しく、大卵化は達成されたが、卵白割合が増加し卵黄割合の低下が見られる。このため、ゆで卵、玉子ご飯などにした場合、卵白が多すぎるあるいは卵黄が小さすぎるとの消費者からの声がある。卵を生食する日本独特の食習慣に適合する、単なる卵重の増加だけでなく卵黄重も考慮した改良が必要である。
そこで、卵黄重を選抜形質に加えた卵重選抜によって卵黄割合の低下を伴わない大卵化を実証し、大卵でかつ卵黄割合の高い鶏種が造成できることを明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 7世代の選抜で初産日齢は約27日早くなり、体重が294g、産卵率が11.9%、273日齢卵重が5g、卵黄重が1.5g増加する(表1、2、3、4)。
  2. 卵黄卵重比は選抜開始時及び終了時とも29.9%で変化はない(表3、4)。
  3. 市販採卵鶏種と比較すると、選抜系統は、273日齢卵重で64.1gと同等であるが、卵黄重は19.2gと約2g重く、卵黄卵重比は約3%高い、卵黄重に顕著な特徴のある鶏種である(表5)。
成果の活用面・留意点
  1. 素ヒナを販売する。問い合わせ先は青森農林総研畜試・養鶏部TEL0175-64-2231。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010022707
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