冷蔵促成栽培フリージアの剪葉処理による品質向上

タイトル 冷蔵促成栽培フリージアの剪葉処理による品質向上
担当機関 山形砂丘農試
研究課題名
研究期間 1998~2002
研究担当者 菅原 敬
佐藤 裕則
発行年度 2003
要約 冷蔵促成栽培で、本葉の縮葉・巻き込み症状と草勢の強い品種にみられる茎葉の徒長は、冷蔵処理後(定植直前)に新葉を剪葉することで防止・軽減できる。なお、本処理を実施しても上位葉や花らい数に影響しない。
キーワード フリージア、冷蔵促成栽培、品質向上、剪葉処理
背景・ねらい 70cm以上のフリージアは「伸びすぎ」とされ、市場評価を下げる要因の1つとなっている。特に冷蔵促成栽培では、一定の大きさの球根を使用するため、主力品種「アラジン」のように草勢の強い品種では茎葉が徒長しやすい。また、本葉伸長時の葉鞘への引っ掛かりは奇形葉の原因となり、品質低下を招く。
そこで、定植時の剪葉処理により、障害回避と品質向上を図る。
成果の内容・特徴 1.
冷蔵処理中15cm以上に伸びた新葉を、定植時に10㎝程度残して剪葉処理することで品質に影響する縮葉を軽減でき、特に本葉が伸長する際に葉鞘に引っかかり奇形葉となる症状(巻き込み)を回避できる(表1)。
2.
剪葉処理により切り花長、葉長を数cm短くできる(表2)。
3.
この処理による第3葉より上位の葉への影響はなく、花らい数にも影響しない(表2、3)。
4.
「エレガンス」など他品種でも同効果がみられる(データ略)。
成果の活用面・留意点 1.
剪葉処理により定植作業時の株の倒伏が軽減でき、作業性が向上する。
2.
草丈は土壌水分などの栽培環境により変動するため、適切に管理する。
3.
モザイク病の拡大に注意する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010022703
カテゴリ 栽培技術 品種 フリージア

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