オウトウ、セイヨウナシ果実から抽出したDNAを用いた品種識別

タイトル オウトウ、セイヨウナシ果実から抽出したDNAを用いた品種識別
担当機関 山形園試
研究課題名
研究期間 2003~2007
研究担当者 高品善
松田成美
山本俊哉(果樹研)
林建樹(果樹研)
西村幸一
発行年度 2003
要約 オウトウ、セイヨウナシ果実からDNAを抽出することができる。この果実から単離したDNAと葉から単離したDNAのSSR多型は一致する。従って、流通段階の果実を用いても、品種識別、親子鑑定が可能である。
キーワード SSRマーカー、品種識別、親子鑑定、果実
背景・ねらい 近年、多発している食品の偽装表示問題を防止するために、DNAマーカーによる品種識別が用いられている。オウトウ・セイヨウナシでは、葉から単離したDNAを利用してSSR分析により品種識別・親子鑑定を可能としている。そこで、オウトウおよびセイヨウナシの果実から抽出したDNAを利用してSSR遺伝子型を決定し、果実での品種識別の検討をする。
成果の内容・特徴 1.
オウトウ果実から抽出したDNAを鋳型とし、モモ、酸果オウトウ由来SSRマーカーを用いて品種識別、親子鑑定できる(表1)。
2.
セイヨウナシ果実から抽出したDNAを鋳型とし、ニホンナシ、セイヨウナシ由来SSRマーカーを用いて品種識別、親子鑑定できる(表2)。
3.
Genomic DNA Buffer Set + Genomic-tip20/G (QIAGEN)を用いることにより、オウトウ、セイヨウナシの凍結保存果実の果肉5gからDNAを抽出できる。
成果の活用面・留意点 1.
流通している果実の品種識別が可能となり、誤った品種表示を防止することができる。
2.
分析に用いたSSRマーカーは、果樹研で開発されたものである。
3.
平成15年度成果情報「SSRマーカーによるオウトウの品種識別・親子判定」および平成14年度成果情報「SSRマーカーによるセイヨウナシの品種識別・親子鑑定」を参照。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010022563
カテゴリ おうとう DNAマーカー 品種 もも

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