物理的資材を利用した露地メロンのアブラムシ抑制技術

タイトル 物理的資材を利用した露地メロンのアブラムシ抑制技術
担当機関 山形園試
研究課題名
研究期間 1999~2002
研究担当者 阿部清
高部真典
鈴木勝治
鈴木洋
発行年度 2002
要約 露地メロンの栽培において、近紫外線除去フィルムを展張したトンネル内に定植し、併せてほ場周辺に障壁作物(ライムギ)を植え付けることにより、アブラムシ類の密度を抑制でき、農薬散布回数を削減できる。
キーワード 露地メロン、近紫外線除去フィルム、障壁作物、ライムギ
背景・ねらい 消費者サイドから安全・安心野菜の要望が高まる中、生産者サイドとしては農薬の使用を削減した農産物の生産出荷が課題となっている。
このような中、露地メロン栽培において農薬散布回数の低減等による環境にやさしい栽培法を確立する。
成果の内容・特徴 1.
近紫外線除去フィルムと障壁作物を組み合わせて栽培をすることで、トンネル内のアブラムシ類が少なくなり、定植時の粒剤使用や生育期間中の殺虫剤使用が削減できる(図1、図2)。
2.
この栽培法は、メロンの生育に対する悪影響もなく、また、すす病の汚れのない商品性のある露地メロンが生産できる(表1)。
3.
また、経営面では、トンネル資材経費が慣行栽培に比較して14%高くなるものの、労働時間は6.0%軽減され、また、直接経費は7.5%少なくなる(表2)。
成果の活用面・留意点 1.
ライムギは10月下旬までに播種し、排水対策を十分に行うことで生育量を確保する。
栽植様式は、条間15cm、4条、株間5cm3粒点播、抱きうね周囲とする。
2.
露地トンネル栽培管理に準ずる(播種3月下旬、定植4月下旬、収穫7月下旬)栽培管理法は、トンネル開閉、子づる2本仕立て、1方側整枝、1つる2果どり
3.
持込による害虫発生を防止するため、育苗時の管理は十分に注意する。
4.
栽培初期にCMVが多発するほ場では、CMV弱毒ウィルスを活用する(2000年度成果情報活用)。
5.
近紫外線除去フィルムは厚さ0.05mm、390nm以下の波長を100%カットするものを使用する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010022507
カテゴリ 育苗 害虫 経営管理 栽培技術 出荷調整 農薬 播種 メロン ライ麦

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