フリージアの無加温ハウス自家養成球を利用した冷蔵促成栽培

タイトル フリージアの無加温ハウス自家養成球を利用した冷蔵促成栽培
担当機関 山形県立砂丘地農業試験場
研究課題名
研究期間 1999~1999
研究担当者 佐藤裕則 
発行年度 2000
要約 フリージアの木子を使用し、無加温ハウスで球根養成することによって、十分な量の冷蔵促成栽培用球根と次年度球根養成用の木子が得られる。掘り上げ後、高温処理とくん煙処理により根原基の発生が見られ、冷蔵可能となり、年末から出荷が可能である。
背景・ねらい 無加温ハウスで球根生産を行い、フリージア冷蔵促成栽培の低コスト生産をねらう。
成果の内容・特徴
      
  1. 球根養成は無加温ハウスに木子を植え付けて行う。生産される球根数は、球根養成面積とほぼ同じ冷蔵促成面積分が得られる。また、次年度養成用の木子も十分得られる(表1)。
      
  2. 養成球は、掘り上げ後5~6週間30℃の高温処理とくん煙処理を行うと掘り上げ10週間後に休眠が覚醒し(根原基の発生が見られる)、冷蔵促成栽培のための冷蔵処理が可能となる(表2,3)。
      
  3. 4月中旬に開花始めとなった養成球を6月上旬に掘り上げ、休眠打破(高温、くん煙)+冷蔵処理(10℃)を行うことによって、年末から採花することができる(表4)。
成果の活用面・留意点
     
  1. 適用地域は球根養成中の凍害の点から冬期極端に寒くない地域である。なお、砂丘地農業試験場での球根養成栽培3ヵ年における最も低い日最低外気温は平成10年-3.7℃(1月24日)、11年-10.0℃(2月4日)、12年-4.9℃(1月27日)であった。なお、砂丘地農業試験場では、凍害防止にサイドカーテンが必要であり、地域によっては天カーテンも合わせて設置する必要がある。
  2. 球根養成+休眠打破処理済みの生産コストは6.85円/球+労働時間52.2時間/aである(試算データ略)。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010022212
カテゴリ コスト 出荷調整 低コスト 凍害 フリージア

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