長期収穫可能なカラーピーマン栽培法

タイトル 長期収穫可能なカラーピーマン栽培法
担当機関 山形県立園芸試験場
研究課題名
研究期間 2000~2000
研究担当者 阿部 清
古野伸典
齋藤謙二
発行年度 2000
要約 カラーピーマンの長期どり栽培に適する作型は1月下旬播種、4月上旬定植であり、基肥は多収効果のあったロングショウカルを用いる。整枝法は主枝4本仕立て、側枝2節摘心を行う。また、主枝第12分枝節まで主枝着生花を摘花するとともに側枝の着果数を1果とし、樹勢の低下を軽減することにより、長期に渡って収穫可能となる。
背景・ねらい 食生活の多様化とともにカラーピーマンの需要が高まっており、全国でも産地が増加してきている。しかし、カラーピーマンの特性として時期による収穫量の増減幅が大きく、長期的に安定した収穫量が得られていない。このため、長期収穫可能なカラーピーマンの栽培技術を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 播種適期は1月下旬で、定植は4月上旬、収穫始期は7月上旬である。
     
  2. 施肥はロングショウカル(140)を窒素成分でa当たり1.5㎏、同成分の燐酸、カリも合わせて施用する。
      
  3. 整枝は主枝4本仕立てとし、側枝の処理は2節摘心を行う。
      
  4. 側枝の着果数は1本当たり1果とし、側枝の着果量が多い場合もしくは、奇形果は早期に摘果を行う。
      
  5. 果実の着果・肥大による樹勢低下を軽減し、長期継続収穫を図るため、摘花処理を行う。摘花処理の方法は主枝の着生花を12節まで摘花を行う。
    表1.肥料による収量への影響
    表2.は種期による収量への影響
    表3.摘花処理による収量への影響
    図1.時期別商品果収量
    試験の栽培概要
成果の活用面・留意点
     
  1. 定植後の地温確保につとめ、定植後から4月中旬までトンネルで保温する。
  2. 果実の着色促進のため、果実ベッド肩面に着色促進用反射マルチを敷き、また、日焼け果発生防止として夏期は遮熱寒冷しゃもしくは、不織布により10~20%の遮光を行う。
  3. 下位、中位節は適時摘葉し採光を良くする。
  4. ベッド内が乾燥するとしり腐れ花が多くなるので注意する。
  5. 主枝の先端が細くなり節間が狭くなった場合や落花、生理落果が増加した場合は、草勢の回復を図るために、生長点付近の摘果および追肥を早急に行う。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010022180
カテゴリ カラー 乾燥 栽培技術 施肥 着色促進 播種 日焼け果 ピーマン

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