肉豚事故率別にみた養豚一貫経営における肉豚の肥育成績

タイトル 肉豚事故率別にみた養豚一貫経営における肉豚の肥育成績
担当機関 山形県立養豚試験場
研究課題名
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1999
要約 肉豚事故率の高い養豚一貫経営ほど、肉豚1頭当たりに対する飼料給与量は多く、これに伴い飼料要求率は高くなった。発育期別では子豚期の飼料給与量が多く、逆に肉豚期の飼料給与量は少なかった。また、枝肉の上物率も肉豚事故率の高い経営が低かった。
背景・ねらい 本県の養豚一貫経営において、肉豚事故率の高いことが問題化されている。
そこで、養豚一貫経営118戸を肉豚の事故率別に区分して、その肥育成績、
枝肉生産費および所得について比較検討した。
成果の内容・特徴
  1. 肉豚事故率の低い経営では1日平均増体重が高く、飼料要求率も高く、また発育期
    別で子豚期の飼料給与量は少なく、肉豚期が多かった。しかし、肉豚事故率の高い
    経営は肉豚に対する飼料給与量が多く、従って飼料要求率も劣っていた。また、
    肉豚の発育期別における飼料給与量では、子豚期が多く、肉豚期で少なかった
    (表1)。
  2. 枝肉重量は経営間で差がなかったが、枝肉の上物率は肉豚事故率の低い経営ほど
    高く、肉豚事故率の高い経営の上物率は低かった
    (表2)。
  3. その結果、肉豚事故率の高い経営は増体1kg当たり飼料費が高くなり、これに
    伴い枝肉生産費も高く、逆に所得は低くなった
    (表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 肉豚の事故率を低減するには、子豚育成施設の整備、ワクチネーションの検討、
    飼育密度の適正および飼養環境の適正化など飼育管理技術の改善が重要である。
  2. 調査期間中の豚枝肉卸売価格および肉豚用配合飼料価格は次のとおりであった。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010022062
カテゴリ 管理技術 経営管理

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