キャベツの早春まき6月どり栽培技術

タイトル キャベツの早春まき6月どり栽培技術
担当機関 岩手県農業研究センター
研究課題名
研究期間 1999~2000
研究担当者
発行年度 1999
要約 岩手県中南部の6月どりキャベツ栽培では、定植後の生育促進技術と作期の組み合わせにより6月上旬~下旬の連続収穫が可能となる。積雪地帯の場合、前年中にマルチまでの圃場準備をしておくことで定植作業を早めることが可能となる。
背景・ねらい 岩手県ではキャベツの生産振興を進めているが、
その中で県中南部での5~6月収穫を加えたリレー出荷体制の確立が求められている。
その中で早春まき6月どり作型の安定技術を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 定植後の生育促進技術と作期の組み合わせにより、
    6月上旬~下旬の連続収穫が可能となる
    (表1、2)。
  2. 積雪地帯における慣行栽培では、
    3月の融雪後に定植準備を行うと定植期は概ね4月中旬となるが、
    前年中に施肥・作畦・マルチを実施することで、
    6月上旬どりをねらいとした3月中旬の定植作業が可能となる
    (表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 低温期の育苗であるので加温育苗を行い、発芽や生育を揃える。
  2. 定植期が低温期に当たるので、
    定植5日程度前から日中外気に当てるなど低温順化を行い、
    定植後の霜害や低温害を回避させる。
  3. べたがけを被覆する期間は定植直後から結球開始直前までとするが、
    最高気温で18度C以上の日が続くと予想されるときは除去する。
    特に定植後から活着までの間は高温障害が発生しやすいので注意する。
  4. 前年作畦では、肥料分の溶脱を避けるため、
    施肥・作畦後直ちにマルチ展帳を行う。
    また、全面マルチと平高マルチの違いによる生育差は小さいが、
    春先の作業性を考慮に入れると全面マルチが適する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010022009
カテゴリ 育苗 キャベツ 高温対策 栽培技術 出荷調整 施肥

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