子実用アマランサス品種「関東2号」の採用

タイトル 子実用アマランサス品種「関東2号」の採用
担当機関 営農技術研究室
研究課題名
研究期間
研究担当者
発行年度 1999
要約 アマランサス「関東2号」は草丈が約160~170cmと短稈で、機械収穫適正に優れる。
背景・ねらい アマランサスは地域特産物として栽培されているが、現在栽培されている系統は
草丈が200cmを越え、収穫作業の効率化から短稈化が望まれていた。そこで農林
水産省農業研究センターで育成した系統について検討した結果「関東2号」が有望と
認められたので推奨品種に採用を予定している。
成果の内容・特徴
  1. 来歴
    「関東2号(学名:ヒポコンデリアス)」は農林水産省農業研究センターにおいて、
    平成元年度「メキシコ系」にγ線照射を行い、突然変異育種法により系統選抜を
    実施し、平成7年度M6世代で「関東2号」の地方名を付して地域適応性の評価に付した。
    岩手県においては平成8年度から県北農業研究所で特性調査を行ってきた。
  2. 特性の概要
    1. 草丈は約160~170cmで「メキシコ系」に比べ役40cm
      短い(図1)。
    2. 草丈のばらつきが少ないので、機械収穫が行いやすい(図2)。
    3. 子実は淡黄白色で千粒重は約0.7~0.8グラムである(表2)。
    4. 花穂は直立穂型で花穂の色は赤色である。
    5. 出蕾期は播種後約50~55日、成熟期は出蕾後60~65日で「メキシコ系」より
      1週間程度早い(表1)。
    6. 収量は「メキシコ系」並である(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 施肥及び栽植様式は「メキシコ系」に準じる。
    (施肥量は堆肥2t、窒素2kg/10aを基準とするが、野菜跡地のような肥沃な場所では
    堆肥のみとする。栽植様式は畦幅70cm、株間15cm~20cmとする。)
  2. 播種適期は、5月中旬~6月中旬である。播種期が早くなると草丈は短くなる
    傾向にある(表3)。
  3. 初期生育の確保、ヒユ科雑草との交雑の防止、雑草種子の混入を避けるため雑草
    防除に努める。
  4. 技術の適応地帯 岩手県下全域
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010021970
カテゴリ アマランサス 育種 雑草 施肥 播種 品種 防除

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