サンダーソニア塊茎の長期貯蔵法

タイトル サンダーソニア塊茎の長期貯蔵法
担当機関 花き担当
研究課題名
研究期間 1997~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 サンダーソニア塊茎の長期貯蔵は、休眠打破に影響の少ない20度Cで貯蔵することにより、10か月程度可能である。その後、2~10度Cで2~3か月間の休眠打破 処理を組み合わせることによって、周年にわたり切り花生産に利用できる。
背景・ねらい サンダーソニアの作期拡大のため、塊茎の長期貯蔵方法について検討する。
成果の内容・特徴
  1. サンダーソニアの魂茎は、休眠打破に影響の少ない20度Cと、
    休眠打破のための10度C以下の温度を組み合わせることにより、
    1年程度は貯蔵可能で、周年切り花生産に利用できる。
  2. 2度Cでは3か月間貯蔵できるが、
    4か月以上になると貯蔵中あるいは催芽処理中に50%以上腐敗する。
    10度Cでは約6か月間貯蔵できるが、
    貯蔵期間中にほとんどの塊茎が発芽・発根することから6か月貯蔵が限界である
    (図1,図2)。
  3. 20度Cでは10か月間貯蔵できる。ただし、
    休眠覚醒が不完全なため休眠打破処理が必要である。休眠打破処理は、
    下記のとおり乾燥防止処理をした状態で、2度Cで2か月間、
    または10度Cで3か月間処理する
    (図2,図3,
    図4)。
  4. 試験概要
成果の活用面・留意点
  1. 秋植え無加温栽培で、5~7月に開花し9月に掘り上げた、低温遭遇していない、
    開花可能な大きさの塊茎(8g以上)に適応する。
  2. 掘り上げた塊茎は洗浄し、1~2日程度陰干しする。その後乾燥防止のため、
    乾燥したバーミキュライト等でパッキングし、ポリ袋等で密閉する。
    パッキング資材の水分が多いと、貯蔵中に塊茎が腐敗しやすいので注意する。
  3. 休眠打破処理後は催芽処理(20~25度C、湿条件、2週間)を行い、植え付ける。
    ただし、貯蔵中に発芽した塊茎は催芽処理せずに植え付ける。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010021873
カテゴリ 乾燥 サンダーソニア 長期保存・貯蔵

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