岩手県における水稲湛水土中直播栽培適地マップ

タイトル 岩手県における水稲湛水土中直播栽培適地マップ
担当機関 岩手県農業研究センター
研究課題名
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 安全作期を考慮し、アメダス平年日平均気温を用いて播種適期および安全出穂を予測することにより、岩手県における水稲湛水土中直播栽培の適否判定を行い、栽培適地マップを作成した。
背景・ねらい 岩手県において、
水稲湛水直播栽培はごく一部の地域で試験的に導入されているが、
栽培可能地域が必ずしも明らかではなかった。そこで、
各種試験結果や現地の栽培事例から「かけはし」「あきたこまち」
「ヒメノモチ」「ひとめぼれ」について、安全作期を考慮し、発育指数
(DVI、堀江ら)による出穂期の予測とアメダス平年日平均気温を用いて、
栽培可能地域について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 岩手県内の直播栽培と気象観測データを用いて、
    発育指数による生育予測式のパラメータを決定した。
  2. アメダス平年日平均気温を使用して、
    出穂後40日間の積算値が760度Cを確保できる日を出穂晩限とし、
    出穂晩限に出穂可能な播種日を発育指数を用いて算出し、播種晩限とした。
  3. 播種早限をアメダス平年日平均気温12℃出現日、
    播種適期を播種後10日間のアメダス平年日平均気温が15度Cに達する日と設定し(
    図1、
    図2)
    播種適期が播種早限と播種晩限の間に設定可能な地域を湛水直播栽培可能と
    判定した。
  4. その結果、岩手県における水稲湛氷土中直播栽培可能地域は、
    かけはしで北上川上・下流地帯および東南部地帯の平坦部、
    あきたこまち・ヒメノモチで北上川下流地帯の平坦部と設定した(
    図3、
    表1)。
    ひとめぼれの栽培可能地域は設定できなかった。
成果の活用面・留意点
  1. 岩手県内で湛水直播栽培を行う場合の品種選定の目安として使用する。
  2. 栽培適地マップは、アメダス平年気温で作成していることから、
    栽培予定地域の標高やかんがい水等の他の条件も考慮する必要がある。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010021743
カテゴリ 直播栽培 水稲 生育予測 播種 品種

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