タイトル | マルバカイドウ台りんご苗木を1年でつくる方法 |
---|---|
担当機関 | 青森県りんご試験場 |
研究課題名 | |
研究期間 | 1995~1995 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1995 |
要約 | マルバカイドウ台苗木のつくり方として、長さ15~20cm、基部直径0.7cm以上のマルバカイドウ1年枝に品種の1年枝を通常どおり切り接ぎし、これを発泡スチロール箱に火山灰土壌を入れて挿し木すると、優良苗木を1年で育成できる。 |
背景・ねらい | りんごの苗木は一般に購入している例が多いが、品種や台木が不確かであったり、活着が悪いとか、早掘り苗や暖地産苗では年によって凍害が発生するなどの問題が指摘されている。このため苗木は自家生産した方がよいが、苗木の育成は台木を繁殖し、これに品種を接ぎ木して養成しなければならないので、定植できる苗木に育つまでには2~3年の期間が必要であり、これが自家生産の大きな阻害要因となっている。そこで、マルバカイドウ台の接ぎ木枝の挿し木による1年育苗法の可否を検討した。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 | 苗木の自家生産が極めて容易に、しかも短期間に大量に廉価で生産できるが、本育苗法は露地挿しは無理である。また、挿し穂、接ぎ穂はウイルスを保毒していないもので、挿し穂は樹齢がごく若い木から採集したものを利用し、接ぎ穂は花を持っていないものを使う。 |
URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010021304 |
カテゴリ | 育苗 害虫 くり 栽培技術 挿し木 施肥 台木 接ぎ木 凍害 繁殖性改善 品種 病害虫防除 りんご |
この記事は