胚培養により育成した花ゆり・みやぎFL1号、2号

タイトル 胚培養により育成した花ゆり・みやぎFL1号、2号
担当機関 宮城県農業センター
研究課題名
研究期間 1988~1995
研究担当者
発行年度 1994
要約 シンテッポウユリとヒメサユリを花柱切断受粉法を用い交配し、受精胚を培養して淡桃色の鉢花向きの極早生品種みやぎFL1号及び桃色の切り花向きの極早生品種みやぎFL2号を育成した。
背景・ねらい 花ゆりの品種改良は近縁種間での交雑により行われているが、近年バイオテクノロジー等を駆使した遠縁の種間交雑の試みも行われている。
宮城県の山間部に自生するヒメサユリは花色がユリでは珍しい純ピンク色であるが、茎が細いことや耐暑性が弱いなどの欠点があり、特産的園芸品種としての改良が望まれていた。そこで本県のオリジナル花ゆり品種を育成するために、シンテッポウユリとヒメサユリを花柱切断受粉法で交配し、胚培養による新品種の育成を試みた。
成果の内容・特徴
  1. シンテッポウユリとヒメサユリを花柱切断受粉法で交配し、その受精胚を培養して花ゆりの種間雑種を育成した。
  2. みやぎFL1号(旧FR-137)は淡桃色のわい性鉢花向き極早生品種である(表1)。
  3. みやぎFL2号(旧FR-154)は桃色の切り花向きの極早生品種である(表1)。
  4. みやぎFL1号、2号のいずれも花房の形状はテッポウユリと同じ散形花序で、花形はテッポウユリ型である(表1)。
  5. みやぎFL1号、2号の葉身の形は長円で、葉幅と長さはテッポウユリより小型である(表1)。
  6. みやぎFL1号、2号とも木子は着生しない(表1)。
  7. みやぎFL1号、2号の鱗茎の形と色はテッポウユリと同じである(表1)。
成果の活用面・留意点 葉枯れ病、ウイルス病に対する抵抗性は特に認められないので、アブラムシと葉枯れ病の防除を行う。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010021249
カテゴリ 新品種 受粉 耐暑性 抵抗性 品種 品種改良 防除 ゆり

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