カイコの湯練り人工飼料の切断機の開発

タイトル カイコの湯練り人工飼料の切断機の開発
担当機関 福島県蚕業試験場
研究課題名
研究期間 1994~1994
研究担当者
発行年度 1994
要約 湯練り人工飼料用の簡易な棒状飼料切断機を開発し、その切断機の特徴を明らかにするとともに、作業能率について従来の方法と比較したところ、飼料切断機がかなり優れた。
背景・ねらい 最近、人工飼料育期間の延長に伴い、より低コストでしかも簡易に調製できる
人工飼料が必要とされ、これに対応する2,3の飼料が開発されつつある。
簡易調製飼料の1つである湯練り人工飼料は、従来の蒸煮飼料と比べて物性が
やや柔らかく、調製法のいかんによっては、人工飼料切削給餌機にかかりにくい
ことがある。そこで、湯練り人工飼料に適する飼料切断機の開発を行った。
成果の内容・特徴
  1. 飼料切断機は、横60cm、幅47cm、高さ100cm、重さ40kgのアルミ合金製である。
  2. 飼料切断の方法は、ステンレスワイヤ(0.7mm径)を格子状(1cm角)に張った切断板上に
    飼料を載せて、上から力を加えて飼料を棒状に切断する。
  3. 切断板のワイヤの緩みの調整や交換が容易なようにワイヤを1本ずつ張りボルトにより
    完全に固定してある。
  4. 飼料形状は、切断板の格子目どおりに厚さ1cm、幅1cmに切断され、長さは10cm(飼料の
    厚さ)の棒状で、1回で飼料4kgの切断が、可能である。切断板は、簡単に取り外して
    水洗いできる。
  5. 飼料切断機と包丁による切断方法とを作業能率について比較したところ、飼料切断機
    のほうが明らかに優れた。手給餌育した飼育成績についても蚕の生育、計量形質とも
    差は認められなかった。
図1 湯練り人工飼料用飼料切断機
表1 人工飼料切断機による飼育成績
成果の活用面・留意点 本人工飼料切断機は、棒状飼料の簡易な手給餌育を対象としているが、湯練り人工飼料
は、蒸煮飼料と比べて物性がやや柔らかいので、手給餌の際には、塊状にならないよう
に多少注意が必要である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010021239
カテゴリ カイコ 飼料用作物 低コスト

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