トルコギキョウにおけるセル成型育苗用培土の改善

タイトル トルコギキョウにおけるセル成型育苗用培土の改善
担当機関 秋田県農業試験場
研究課題名
研究期間 1994~1995
研究担当者
発行年度 1994
要約 トルコギキョウのセルトレイに用いる育苗用培土には、育苗中のpH、ECの推移からみて、市販されている高EC(1.0mS/cm前後)の培土は不適であり、水田土壌を混合して、化学性を調整する必要がある。根鉢形成が良く定植後の生育が安定し、良質な切花が得られる市販培土を選定した。
背景・ねらい 播種及び育苗の省力化を図るため、セル成型苗が年々増加している。特に
トルコギキョウの場合、播種から定植時までの育苗管理作業の軽減が著しい。しかし、
市販培土はECが高く、塩類濃度障害等による生育遅延を起こすことがあり、これを
改善するための育苗用培土の検討を行った。
成果の内容・特徴 試験方法
  1. 市販培土に水田土壌(培土1:水田土壌5の比率)を混合して作製したセルトレイ内の培土
    は、育苗期間中pH6.5程度を維持できる。ECは低下傾向を示すものの、目標値0.2mS/cm
    前後の範囲で推移する(表1)。
  2. 定植時の苗質は、市販培土A+水田土壌で生育量がまさり、根鉢形成も良好である
    (表2)。
  3. 生育経過は、市販培土A+水田土壌で安定した生育で推移する
    (表3)。
  4. 切花盛期は8月8日となり、切花長はいずれも90cm以上を確保でき、育苗用培土の違い
    による差は認められない。切花形質では、市販培土A+水田土壌が花容、草姿、
    ボリューム感等の切花品質が優れ、また、切花長別割合も90cm以上が90%以上を
    占める(表3,表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 育苗用培土のpHは6.5、EC目標値は0.2mS/cmに調整する
  2. 供試した市販培土Aはげんきくん特号である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010021216
カテゴリ 育苗 きく 栽培技術 省力化 水田 トルコギキョウ 播種

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