アマランサスの栽培特性と機械化安定栽培法

タイトル アマランサスの栽培特性と機械化安定栽培法
担当機関 岩手県立農業試験場県北分場
研究課題名
研究期間 1994~1994
研究担当者
発行年度 1994
要約 アマランサスの有望系統はメキシコ系と岩大系である。播種適期は 5月下旬~6月中旬であり、栽植密度は10aあたり、8,000本で、施肥量は堆肥 1~2t/10a単用で、コンバイン収穫は茎水分の低下する降霜後で精度が高い。
背景・ねらい アマランサスは豊富なミネラル(特に鉄・カルシウム)と繊維質を含み、
健康食品として需要が高まっており、国内での生産拡大が期待されている。
しかし、栽培の歴史が浅く、品種選定及び栽培法が確立されておらず、
単収が低く安定的な生産ができない現状である。
そこで、本県における品種の適応性を検討し、安定栽培法を確立する。
成果の内容・特徴
  1. アマランサスの有望系統は、成熟期、草丈、
    子実重等からみてメキシコ系と岩大系である
    (表1)。
  2. メキシコ系の成熟期は 9月中・下旬であり、草丈は 2m程度、
    子実坪刈り単収は 300kg/10a前後である
    (図1)。
  3. 施肥は、野菜作跡で堆厩肥 1~2t/10a単用、
    普通畑作跡地では堆厩肥 2t/10a(低地力圃場では窒素 2kg/10a増肥)の施用とする
    (図2)。
  4. 播種適期は 5月下旬~6月中旬で、栽植様式は畦幅 70cm、
    株間15~20cm(7,143~9,524株/10a)である
    (表2)。
  5. 播種は、真空播種機の使用により、裸種子でも精度の高い播種が可能である。
    中耕培土は、倒伏防止、除草のため、2~3回行うことが必要である。
  6. 収穫は、コンバイン(汎用コンバイン、豆・ソバ用コンバイン)の使用により、
    成熟期(開花後 50~60日)以降に刈り取りが可能で、
    豆・ソバ用コンバインでは、茎葉水分が低下する降霜後に収穫する
    (表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 適用地域は岩手県全域である。
  2. アマランサスは自然交雑しやすく、
    前年にこぼれた種子に由来する株は雑ばくであることから連作はしない。
  3. 吸肥性が強いことから、作付け後は堆肥の施用等地力の増進につとめる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010021108
カテゴリ アマランサス 機械化 除草 生産拡大 施肥 そば 播種 品種

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