ロータリー覆土による種茎直播法の桑園造成作業体系

タイトル ロータリー覆土による種茎直播法の桑園造成作業体系
担当機関 山形県蚕糸総合研究センター
研究課題名
研究期間 1991~1994
研究担当者
発行年度 1993
要約 種茎直播法において、播種後、覆土をロータリー耕耘で行うことにより従来の桑園造成を大幅に省力化した作業体系が可能となる。造成時間は約10分の1に短縮され、秋末には苗木密植と同等の枝条数が得られる。
背景・ねらい 半条型条桑刈取機の導入を前提とした密植桑園を造成する場合、
造成時の労力と作業時間を大幅に軽減するため、ロータリー覆土による
種茎直播法で桑園を造成し、作業体系および作業時間を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 穂木は、ポリフィルム梱包または基部水浸漬することで、
    屋内の常温下で約50日の保存が可能である。
  2. 種茎は、穂木を電動丸鋸を用いて15cmの長さに調整することにより、
    10a造成必要分6000個を0.8時間で調整できる。この場合、
    1種茎当り着芽数は2~3個である。
  3. 播種適期は4月中旬~5月中旬で、播種密皮をm2当り30本とし、
    播幅50cmに播種する。
  4. 播種後、トラクターで、ロータリー回転を速く、深さ15cmを目標に、
    低速で耕うん覆土を行い、厚さ0.02mmの黒色ポリフィルムでマルチする。
    この場合、ロータリーにマルチャーを接続または歩行型マルチャーを
    用いて作業を一貫して行うことで大幅な省力化が図られる。
  5. 造成時間は、覆土とマルチを同時に行うことで7.3時間(10a・1人)となり、
    従来の苗木密植に比べ、約10分の1に短縮できる。

表1 種茎直播作業体系
表2 造成時間
表3 マルチャーによる覆土と枝条数
成果の活用面・留意点
  1. 穂木は胴枯病等のない健全な枝条を用いる。
  2. ポリフィルム被覆期間は、播種後25~30日前後とすることで芽焼けが少なく、
    高い活着率が得られるが、20日目以降高温が継続した場合は適宜除去する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010021035
カテゴリ 省力化 播種

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