1芽種茎による機械移植用稚苗育成における適応桑品種の選定

タイトル 1芽種茎による機械移植用稚苗育成における適応桑品種の選定
担当機関 山形県蚕糸総合研究センター
研究課題名
研究期間 1992~1994
研究担当者 金谷 正(山形蚕研セ)
諸我敏夫(新潟蚕試)
藤田智博(福島蚕試)
発行年度 1992
要約 桑稚苗機械移植を目的とした1芽種茎による施設内稚苗育成においては、剣持、しんけんもち、みつしげり、ゆきまさり、ゆきあさひ、おおばねずみ等の桑品種で活着率が高く、適応性が認められた。
背景・ねらい 機械移植による密植桑園を造成するために、機械に適した稚苗の育苗が前提となること
から、これに適応する寒冷地帯での品種の選定と採取芽部位を明らかにした。
成果の内容・特徴
  1. 1芽種茎を用いて施設内で稚苗の育苗を行う場合、剣持、しんけんもち、みつしげり、
    ゆきまさり、ゆきあさひ、あおばねずみで不定根の発生が多く、活着率が高い。
    ゆきしのぎは不定根の発生が確認されず育苗育成には不向きである。
  2. 1本の古条から採取可能芽位は、品種、育苗方法により異なるが、施設内での加温、
    発根促進剤の使用を前提とすればしんけんもち・ゆきあさひ18芽位、剣持
    みつしげり・ゆきまさり14芽位、あおばねずみ6芽位までの採取が可能である。
    表1 1芽種茎での品種別活着(山形蚕研セ)
    表2 1芽種茎での品種別活着(福島蚕試)
    表3 1芽種茎での品種別活着(新潟蚕試)
成果の活用面・留意点 機械移植による密植桑園を造成する場合、用途別、地帯別に桑品種が異なることから、
適応品種を用いて容易に密植桑園を造成することができる。
育苗に当たっては、安定した活着率が要求されることから、播種時の発根促進剤の使用
を基本とし、施設内の温度管理、灌水等に十分に注意する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010020865
カテゴリ 育苗 温度管理 播種 品種

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