タイトル | ケグワを交配親とする5倍性桑系統の飼料効率 |
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担当機関 | 東北農業試験場畑地利用部養蚕研究室 |
研究課題名 | |
研究期間 | 1992~1993 |
研究担当者 |
小山朗夫 遊佐富士雄 |
発行年度 | 1992 |
要約 | 5倍性系統Aは飼料価値はやや劣るものの、飼料効率は改良鼠返と大差なく、系統Bではいずれも劣るものと判断された。飼料効率からみた5倍性桑給与に対する適合性について、普通蚕品種と広食性蚕品種を比較したが、その差は判然としなかった。 |
背景・ねらい | 密植桑園、機械収穫の普及など桑栽培技術の変革により、桑に求められる特性も 多様化しており、伐採後の再生長が優れる品種の育成も重要な育種目標のひとつと なっている。一方、ケグワ、クロミグワなどのゲノムを導入した高次倍数性系統は 枝条伸長が旺盛であることが知られており、これらを実用品種として利用できれば、 桑園の生産性向上が期待される。そこで、高次倍数性桑品種育成の可能性を探るために、 「剣持」4倍体xケグワの交配によって得られた5倍性系統A及びBの飼料効率について、 最近育成された広食性蚕「しんあさぎり」及び従来の蚕品種「綿秋x鐘和」(普通蚕)を 用いて比較検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 高次倍数性桑品種育成のための基礎資料とする。 |
URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010020862 |
カテゴリ | 育種 桑 栽培技術 飼料効率 品種 |
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