夏秋どり雨よけパセリーの栽培法

タイトル 夏秋どり雨よけパセリーの栽培法
担当機関 岩手県園芸試験場高冷地開発センター
研究課題名
研究期間 1992~1992
研究担当者 金森 靖
作山 一夫
四戸 秀一郎
新毛 晴夫
発行年度 1992
要約 パセリーを3月下旬から4月上旬には種し雨よけ栽培することにより、8月から11月まで継続収穫でき、雨よけホウレンソウとの組合せのための補完品目の1つとして有望である。
背景・ねらい 岩手県では、夏期冷涼な気象条件を活かした雨よけホウレンソウが主力作物と
なっているが、栽培年限が長期化するにともない連作障害の発生が問題となってきて
いる。従って、産地を長期に維持、発展させるための一方策としてホウレンソウとの
組合せ可能な品目の開発が求められている。パセリーは冷涼な気候を好む作物であり、
主産地である暖地が恒温のため良品を生産できない時期の作型は市場性も高い。
また、雨よけホウレンソウとの輪作やレタス育苗跡地ハウス等の利用も可能である。
さらに、栽培管理や収穫、調整作業も比較的簡単であり、高齢者でも容易に栽培、
出荷できる。
成果の内容・特徴
  1. は種期は3月下旬から4月上旬とし、70日間前後育苗して定植する。8月上、中旬に収穫が
    開始され、11月上旬頃まで継続収穫できる。
  2. 適応品種は「瀬戸パラマウント」及び「けさお2号」である。
    (表1)
  3. 育苗はハウス内で行う。育苗箱に条播し、1葉期にビニールポットに仮植、4葉期に定植
    する。セルトレーやペーパーポットを用いた育苗も可能である。
  4. 栽培は雨よけ栽培とする。雨よけをすることにより収穫期間が延長し、軟腐病も予防
    できる。(表2)
  5. 栽植様式は畦幅120cm、株間24cm、2条植えマルチ栽培とする。
  6. 施肥量は追肥を含めて窒素、リン酸、カリともにa当り2.5kg程度とする。
  7. 収穫は残存葉数を10枚前後にして葉柄の基部からかきとる。
    (表3)
  8. 適応地域は高冷地や山間部の冷涼地帯とする。
成果の活用面・留意点 高温期には収穫等によりできた傷口が誘因となって軟腐病が多発しやすいので連作を
避け、排水不良ハウスでは高畦栽培にするなどの対応が必要である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010020828
カテゴリ 育苗 かき 栽培技術 出荷調整 施肥 品種 ほうれんそう 輪作 レタス 連作障害

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