タイトル | 収穫後の貯蔵温度がニホンナシ輪紋病の発病に及ぼす影響 |
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担当機関 | 福島県果樹試験場 |
研究課題名 | |
研究期間 | 1991~1993 |
研究担当者 |
伊藤恵造 尾形 正 落合政文 |
発行年度 | 1992 |
要約 | ニホンナシ輪紋病は、収穫後の貯蔵中に発病することが多く難防除病害であるが、本病に感染している果実であっても、貯蔵温度を0~4度Cに設定することにより発病を抑制できる。 |
背景・ねらい | 本県ナシの主力品種である「幸水」「豊水」を無袋栽培で諸外国へ輸出するための技術 を確立する試験を行っている。検疫対象病害の中でも、輪紋病は感染してから発病 するまでの潜伏期間が長く、収穫後の貯蔵中に発病することもあり難防除病害の一つで ある。そこで、収穫後の貯蔵温度の違いが輪紋病の発病にどのような影響を及ぼすかを 調査し、発病抑制対策について検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 果実が感染していても0度C~4度Cで貯蔵している期間は発病が抑えられ、果実品質も良好に保たれるので、生育期間の防除の補助的な対策として有効であるが、貯蔵温度が高く なれば発病する可能性があるので注意が必要である。 |
URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010020819 |
カテゴリ | 品種 防除 輸出 りんご |
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