スダチの流通環境及び短期貯蔵法

タイトル スダチの流通環境及び短期貯蔵法
担当機関 徳島県果樹試験場
研究課題名
研究期間 2000~2002
研究担当者 音井 格
河野由希
山尾正実
竹中美香
中西友章
津村哲宏
貞野光弘
発行年度 2000
要約 スダチは収穫後10℃~20℃の温度下及び光の存在で果皮の脱緑が促進され品質が低下する。高温予措(30℃、18時間)と高ガス透過性袋(トリメチルペンテン系 パック)を組み合わせた貯蔵(5℃)により4か月程度の短期貯蔵が可能となる。
背景・ねらい
スダチは緑色であることが必要であるが、どのような環境条件が緑色保持に悪影響を及ぼすかを明らかにする。また、年内向け果実の貯
蔵は長期貯蔵(3月上旬)ほどの手間をかけたくない。そこで、短期貯蔵の省力化を図りしかも高品質な貯蔵技術について検討する。
成果の内容・特徴
  1. スダチ果皮の緑色は10℃~20℃で最も脱緑が進み、それより高くなっても低くなっても脱緑は抑制される(表1)。
  2. 温度環境は果皮色だけでなく、果肉色にも影響を及ぼす(写真)。
  3. 光がスダチ果実に当たることにより、果皮の脱緑が促進される(写真)。
  4. 高温予処(30℃、18時間)し、トリメチルペンテン系パックで貯蔵(5℃)することにより、果実の緑色保持効果」が高くなる。また、障害果の発生も少なくなる。(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. トリメチルペンテン系パックは現在のところ価格が高く、流通がJAの系統でない。
  2. 貯蔵に当たってはできるだけ庫内に光が入らないようにすることが必要である。

URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010019373
カテゴリ 障害果 省力化 すだち 長期保存・貯蔵 保存・貯蔵

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