タイトル | 回分式活性汚泥方式へのORPを用いた自動制御手法の適用による窒素除去 |
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担当機関 | (独)農業工学研究所 |
研究課題名 | |
研究期間 | 2001~2002 |
研究担当者 |
端憲二 本間新哉 |
発行年度 | 2001 |
要約 | 回分式活性汚泥方式による集落排水処理にORPを用いた自動制御手法を適用することにより、無駄なばっ気をすることなく、汚水中の窒素をほぼ完全に除去することが可能となった。 |
背景・ねらい | 回分式活性汚泥方式は集落排水処理方式の一つであり、単一の槽により各処理を行うため、沈殿槽施設が不要であること、BOD除去と同時に窒素について除去が可能であることなどの利点がある。しかし、1サイクルに占めるばっ気、非ばっ気の工程時間設定は、人が処理状況を監視しながら行わなければならないという欠点があった。 本研究では、回分式活性汚泥方式において、汚水を用いて窒素除去に最適な処理工程の制御試験を行い、ORP(酸化還元電位)を用いた自動制御技術を確立する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本研究により、ORPを用いた自動制御手法が、汚水を用いた回分式活性汚泥方式において十分に適用し、高い窒素除去性能を持つことが示された。これにより実施設への適用に向けた取り組みの可能性が示された。 |
URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010018368 |
カテゴリ | 自動制御 |
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