タイトル | 砕粒率の低いビール大麦は、穀粒硬度と千粒重で選抜できる |
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担当機関 | 栃木農試 |
研究課題名 | |
研究期間 | 2007~2007 |
研究担当者 |
沖山毅 河田尚之(九州沖縄農研) 渡邉浩久 五月女敏範 長嶺敬(近中四農研) 髙橋飛鳥(近中四農研) 髙山敏之 |
発行年度 | 2008 |
要約 | ホルドインドリンB2遺伝子型がHinb-2の二条大麦における精麦時の砕粒率は、穀粒硬度と負の相関があり、千粒重と正の相関がある。これらの測定値を用いた回帰式から、砕粒率の低い系統を選抜することが可能である。 |
キーワード | 二条大麦、砕粒率、精麦品質、穀粒硬度、千粒重 |
背景・ねらい | ビール醸造用大麦の契約数量が漸減傾向にある中で、その振興を図るにはビール大麦を多用途に利用する必要がある。ビール醸造用品種の一部は食用等として精麦利用されているが、搗精時に砕粒が多く、改善が強く望まれている。砕粒の評価には搗精が必要であるが、ビール醸造品質の評価に必要な種子量を考慮すると、中後期世代以降で評価せざるを得ないため、選抜効率が低下している。そこで、砕粒率と穀粒硬度(SKCS硬度計のHI値)や千粒重、ホルドインドリン(Hinb-2)遺伝子型の関係を調査し、より早い世代から効率的に砕粒率を評価できる選抜法を確立する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010017138 |
カテゴリ | 育種 大麦 品種 |
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