コンフリーのアレロパシーと植物生育阻害物質の同定

タイトル コンフリーのアレロパシーと植物生育阻害物質の同定
研究課題名
研究期間
研究担当者 Habib Nasir
Zahida Iqbal
古林章弘
生物多様性研究領域 藤井義晴
平舘俊太郎
発行年度 2006
要約 外来植物のコンフリーが生える場所では、他の植物が生えにくくなります。そこで、室内試験で調べると、コンフリーには強いアレロパシー活性(他感作用)が確認されました。その作用の原因物質は、ロスマリン酸と4-ヒドロキシケイ皮酸であると推定しています。
背景・ねらい コンフリー(Symphytum officinale L.)は、ヨーロッパ原産の植物で、古くから根や葉を薬草(抗炎症薬)として用いられてきました。日本でも昭和40年代に健康食品としてブームになりました。しかし、厚生労働省は、コンフリーによる肝障害が海外で報告されているとして、2004年6月にコンフリーを含む食品の販売を禁止する通知を出し、農林水産省もこれを含む飼料の使用を控えるように通達しています。人畜に有害な成分はアルカロイドとされています。寒冷地では野外に捨てられたコンフリーが雑草化していることがあります(図1)。そこで、コンフリーの現地での雑草抑制作用、アレロパシー(他感作用)とその原因となる成分について調べました。
成果の内容・特徴
  1. 長野県小諸市において、15種の被覆植物による雑草抑制効果を検定した結果、コンフリーは他の雑草の発生を強く抑制することが明らかになりました(図2)
  2. 外来植物のアレロパシー活性を、サンドイッチ法、プラントボックス法で検定した結果、コンフリーはとくに強い活性を示しました(図3)。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010015894
カテゴリ コンフリー 雑草

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