タイトル | 雑草群落に混生する野生化したアブラナ属植物の種間交雑種子の検出 |
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担当機関 | [分類]学術 |
研究課題名 | |
研究期間 | 1999~2003 |
研究担当者 |
伊藤一幸(現国際農林水産業研究センター) 小林俊弘(現理化学研究所) 松尾和人 田部井豊(生物資源研究所) 堀元栄枝(現佐賀大学) |
発行年度 | 2005 |
要約 | フローサイトメトリーによるスクリーニングとRAPDマーカーを用いて,セイヨウナタネ,在来ナタネ,セイヨウカラシナが混生する雑草群落において,セイヨウナタネと在来ナタネとの間に,低頻度ながら相互に交雑があることを国内で初めて確認した。 |
背景・ねらい | ほ場から逸出した遺伝子組換えナタネ(セイヨウナタネ;Brassica napus)個体やこぼれ落ち種子に由来する個体が,周囲に生育する野生化した非組換え体ならびに近縁野生種と交雑し,導入遺伝子が拡散することが指摘されている。本研究では,遺伝子組換えナタネから野生化した近縁種の在来ナタネ(B. rapa)やセイヨウカラシナ (B. juncea)への遺伝子流動の可能性を推定するために,フローサイトメトリー(FCM)による相対DNA量の比較とRAPDマーカーを用いて,雑草群落に混生する非組換えアブラナ属植物の種間交雑種子の形成についての現地調査とその識別を目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010015866 |
カテゴリ | あぶらな からしな 雑草 なたね 品種 |
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