タイトル | 乳牛用飼料として優れる高消化性ソルガム品種「葉月」のロールベールサイレージ |
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担当機関 | 草地試験場 |
研究課題名 | |
研究期間 | 2000~2000 |
研究担当者 |
M. R. イスラム 安藤 貞 加茂幹男 河本英憲 春日重光(長野県畜試) 上垣隆一 西田武弘 石田元彦 早坂貴代史 藤田泰仁 蔡 義民 |
発行年度 | 2000 |
要約 | bmr遺伝子を保有するソルガム品種「葉月」のロールベールラップサイレージはスーダングラス「ヘイスーダン」よりも乾物中の可消化養分総量が10%程度も高く,搾乳牛によって乾物重量で1日あたり6~10kg採食可能である。 |
背景・ねらい | 省力サイレージ調製の可能なロールベールサイレージ体系が普及している。ロールベール体系ではトウモロコシを利用できないので,夏作物としてスーダングラスが利用される場合が多いが,栄養価はトウモロコシに及ばない。一方,リグニン合成阻害遺伝子のbmr遺伝子を保有するソルガム品種「葉月」は,ナイロンバッグ法による消化試験での消化率が高く,密植栽培条件下での耐倒伏性が強いので,ロールベール収穫作業体系によるサイレージ利用も可能である。そこで,「葉月」のロールベールサイレージの牛での栄養価と乳牛による採食量を評価した。 |
成果の内容・特徴 | 葉月とヘイスーダンの1番草を開花前期に刈り取ってロールベールラップサイレージを調製し,乳用種去勢牛を用いた消化試験を実施して栄養価を比較するとともに,搾乳牛による葉月ロールベールラップサイレージの自由採食量を測定した。
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成果の活用面・留意点 |
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カテゴリ | 栽培条件 ソルガム とうもろこし トウモロコシサイレージ 乳牛 品種 |
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