飼料作物の作付けからみた主要外来雑草の発生動向

タイトル 飼料作物の作付けからみた主要外来雑草の発生動向
担当機関 草地試験場
研究課題名
研究期間 2000~2001
研究担当者 吉村義則
黒川俊二
渡辺 修
尾上桐子
発行年度 2000
要約 飼料畑において発生頻度の高いイチビ、ショクヨウガヤツリに加え、アメリカイヌホオズキの発生面積の増加が著しい。しかし、発生する主要外来雑草の種類は作付けによって大きく異なる。
背景・ねらい
飼料畑に発生する外来雑草は飼料作物の生産を大きく阻害するため、問題となる外来雑草の発生動向を把握し、効率的な防除を進める必要がある。雑草の発生は作付けに大きく影響を受けると考えられるため、ここでは圃場レベルでの作付けパターンと雑草発生頻度との関係を明らかにする。 
成果の内容・特徴
  1. 飼料畑が集中する地域で、圃場ごとの雑草発生の調査を1998年から2000年にかけて行った。イチビとショクヨウガヤツリの多発圃場の面積が年々増加傾向にある。また、アメリカイヌホオズキの増加が1999年から2000年にかけて著しい(図1)。
  2. イチビとショクヨウガヤツリの発生について三年間の圃場数の変化をみると、イチビは新たな圃場に出現するケースが多い反面、発生のなくなる圃場もあるが、ショクヨウガヤツリは前年度と同じ圃場に発生する割合が高い(図2)。
  3. 三年間の作付けから2000年の雑草発生頻度をみると(表1)、イチビやアメリカイヌホオズキは過去の作付けに関わらず、トウモロコシを作付けしている圃場(番号1、2、3)で発生頻度が高い。また、ショクヨウガヤツリやアレチウリは、トウモロコシ以外にイタリアンライグラスの通年作付け圃場(番号4)や夏に休耕している圃場(番号5、6)でも発生頻度が高く、発生する雑草の種類は作付けによって大きく異なる。
成果の活用面・留意点
  1. 本情報は、作付けごとの雑草の発生パターンと圃場管理方法との関連を見いだす上での基礎資料となる。
  2. 気象・立地条件によって雑草発生のパターンが異なるため、地域ごとのデータの蓄積が必要である。

URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010015444
カテゴリ イタリアンライグラス 雑草 飼料作物 とうもろこし ほおずき 圃場管理 防除

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