タイトル | 穂いもち圃場抵抗性簡易検定のための止葉葉節接種検定法 |
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担当機関 | 農業研究センター |
研究課題名 | |
研究期間 | 1994~1994 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1994 |
要約 | 穂いもち圃場抵抗性の簡易検定法として、通常栽培及び短日処理による出穂促進したイネの穂ばらみ期止葉葉節部に分生胞子懸濁液を付傷接種する止葉葉節接種検定法を開発した。 |
背景・ねらい | イネに最も大きな被害をもたらすいもち病の発生は品種の抵抗性程度により大きく左右される。特に発病による被害が大きい穂いもちに対する抵抗性強品種開発促進のため短期、簡便、的確な穂いもち圃場抵抗性簡易検定法の確立が求められている。 そのため、出穂期のずれによる接種時期決定の困難さが解消され、自然感染条件に近い穂の感染が得られる穂いもち圃場抵抗性簡易検定法の開発を行い、さらに出穂促進穂利用による検定期間の短縮を行なう。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | いもち病抵抗性強品種育成のため、温室等の室内における穂いもち抵抗性強系統選抜に活用する。また考案したスポット接種器は、他の病害における分生胞子及び細菌懸濁液の局部接種に利用可能である。 本法の発病機作から、検定場所は2次伝染が可能な高湿条件が設定できる場所が最適である。 |
URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010014089 |
カテゴリ | いもち病 簡易検定法 抵抗性 播種 ばら 品種 品種開発 |
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