タイトル | 二条大麦の赤かび病防除適期は穂揃い10日後頃の葯殻抽出期である |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究課題名 | |
研究期間 | 2003~2007 |
研究担当者 | |
発行年度 | 2007 |
要約 | 国内の二条大麦は閉花受粉性で、開花期(ほぼ穂揃い期)に葯が抽出しないが、開花10日後頃に葯殻が穎花の先端から押し出されてくる。この時期が赤かび病およびかび毒蓄積に対し急激に感受性が高まる時期であり、二条大麦の赤かび病防除適期である。 |
キーワード | 赤かび病、かび毒、大麦、閉花受粉性、防除適期、デオキシニバレノール、ニバレノール |
背景・ねらい | 赤かび病の防除においては、デオキシニバレノール(DON)やニバレノール(NIV)等のかび毒(マイコトキシン)汚染を低減させるための効果的な防除が求められており、このためには適期に薬剤散布を行うことが重要である。従来、大麦の赤かび病防除では、穂揃い期(ほぼ開花期に相当)に薬剤散布が行われてきたものの、これは十分な根拠に基づくものではなかった。そこで、赤かび病の発病およびかび毒蓄積に最も感受性が高くなる大麦の生育ステージを明らかにし、それに基づいて、赤かび病防除適期を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010013815 |
カテゴリ | 大麦 受粉 抵抗性 播種 品種 防除 薬剤 |
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