ビワ「長崎早生」の加温ハウス栽培における早期出荷技術の改善

タイトル ビワ「長崎早生」の加温ハウス栽培における早期出荷技術の改善
担当機関 鹿児島農総セ果樹
研究課題名
研究期間 2004~2007
研究担当者
発行年度 2007
要約 ビワ「長崎早生」の加温ハウス栽培では、発育枝の花芽分化を確認後、細霧冷房と遮光を組み合わせることで、細霧冷房のみの場合より、発蕾及び開花が早まり収穫期も早まる。
背景・ねらい ビワ「長崎早生」の加温ハウス栽培の経営安定のためには、価格面で有利な3月までに収穫を終わらせる必要がある。そのために、8月の1か月間、細霧冷房を行い、発蕾期及び開花期の前進を図っているが、実際には収穫が3月までに終了しないことが課題となっている。その原因として、細霧冷房の期間が現場の生育相に合っておらず、適期の処理ではないこと、及び細霧冷房終了後の気温が高いことが考えられる。そこで、細霧冷房の効果を高める手段として遮光処理について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 遮光により細霧冷房の効果が高まり、遮光程度が高いほど葉温は低くなる(図1)。
  2. 検鏡により花芽分化を確認した8月中旬から細霧冷房と遮光を併用すると、9月中・下旬に発蕾し、12月上旬に開花する。細霧のみの場合より、発蕾及び開花ともに約1か月早まる(表2、図2)。
  3. 収穫盛期は、細霧冷房と遮光を併用すると、細霧冷房のみの場合に比べて3、4半旬早まる(図3)。
成果の活用面・留意点
  1. 花芽分化期の見極めのための検鏡は、細霧冷房開始予定日の1週間前から約1週間間隔で実施する。

URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010013758
カテゴリ 経営管理 出荷調整 びわ

この記事は